ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第85話】あらすじ
パーティーでひと段落付き別室で休んでいたところ、部屋に入って来たのはアイリーンでした。
彼女に出会ったのはこのパーティーが初めて。
このパーティーには高位貴族ばかりが集まっており、率直に言って彼女には不釣り合いな場でした。
なぜならアイリーンはそれほど勢力が大きくない伯爵家の令嬢にすぎなかったから。
しかし貴族たちの間での彼女の評判が良かったため、招待を受けたのでしょう。
レオフリド「何のようだ?」
アイリーン「提案させていただきたいことがありますの」
今日のパーティーで初めて会ったので提案をするような間柄ではないはずだと冷たくあしらいますが、無礼も承知であるがこれが二度とない機会だからと話を続けてきました。
アイリーン「何よりも・・・きっと殿下にも気に入って頂けると思いますわ」
レオフリド「・・・いいだろう、話を聞こう」
単刀直入にアイリーンは、私を皇后の座に就かせてほしいと切り出したのです。
悪女の定義【第85話】ネタバレ
アイリーン「私を皇后の座に就かせてください」
その代わりに皇后の全ての権限を殿下へ差し上げること、皇后になることだけでもアイリーンにとって過分であることはわかっていると続けました。
アイリーン「そのような皇后が必要だとは思われませんか?全ての決定権は殿下にあり、その承認のみを行う皇后。それでありながら他人の前ではそれなりに威厳や品格のある姿をみせることができる・・・そんな皇后が」
レオフリド「は・・・危険な発言だな。皇室に対する侮辱ともとれる発言であることはわかっているのか?」
持っていたグラスを机の上に音を立てながら置きました。
この提案に全てをかけている・・・アイリーンが言いますが、レオフリドは特に魅力のある提案だとは思えないと返します。
レオフリド「何も持たないそなたを皇后の座に就かせることは、たやすいことではないだろう」
アイリーンは最小限の手助けさえしていただければそれで十分だと言います。
なぜそこまで皇后になりたがるのか?レオフリドからの質問に、「うんざりしている」からだと答えました。
アイリーン「同じように仮面を被って生きなければならないのなら、人の下よりは上の方が良いでしょう?」
率直で生意気なその返事が気に入り、正直はところアイリーンが提案した皇后像が彼に取っても悪いものではありませんでした。
母はレオフリドに対する指示を撤回したカイロン公爵を憎んでおり、ことあるごとに皇帝になればカイロン家を粛清するようにと言い聞かされてきました。
そしてその後釜に母の生家であるマイケル家を据えるようにとも言われており、それは彼にとって全く気が進まない助言だったのです。
レオフリドは貴族たちの力をどのように調節するか自分なりの計画を立てており、側に置くとすればその計画に文句を付けないような皇后が望ましかったのです。
レオフリド「いいだろう。そのかわり私が行うのは本当に最小限の手助けだけだ」
アイリーンの表情が明るくなります。
その日以来彼女と恋人のフリをするようになりました。
何の力もない彼女をレジーナ候補に入れるために。
3年の月日が流れ、本格的にレジーナを決める時期がやってきました。
貴族たちはそれぞれ理由を付けて推薦を送り、そこにレオフリドの父も加わりました。
シャルティアナ・アティーゼ・カイロン、父がレジーナ候補として言及した女性でした。
カイロン家に友好的な父が彼女を推薦することは当然のことですが、もちろん母は津陽区反対します。
しかしレオフリドはある意味で、父の推薦を悪くはないと思っていたのです。
カイロン公爵に敵意を持っているわけではなかったのですが、その家門の勢力を弱め貴族たちの力の不均等を失くしたいと考えていたからです。
侯爵が溺愛する娘であるシャルティアナを宮に入れさせれば、彼に足枷をつけることができると考えたのです。
いうなれば人質のつもり・・・ですがアイリーンはよく思いませんでした。
アイリーン「カイロン公女ですか?なぜよりによって彼女を・・・?」
レオフリド「どちらにせよそなた以外にもレジーナを選ぶ必要があるではないか」
しかし・・・アイリーンが口を開きますが、レオフリドは口出しをするなと制止します。
シャルティアナにも利用価値がある、そしてついでに宮での生活がどのようなものになるのか教えてやるのも悪くないというのです。
今思えばその決定に悪意が全くなかったわけではなく、ただカイロン公爵ではなくカイロン公女に向けられたものでした。
彼女は見たいものだけをみて聞きたいものだけを聞いて、周りをはばかることなく行動するその姿は自分とはあまりにも違って見えたのです。
シャルティアナは決してそのように自由気ままに振る舞うことを許される存在ではなかったのですが、彼女を咎めおとなしくさせようとするものは誰もいなかったのです。
そんな光景を見ると妙な気分に陥り、それは気持ちのいいものではありませんでした。
幼く分別のない時期の嫉妬だとは思いましたが、それは思ったよりもはるかに深く暗い感情となりレオフリドの心の底に残り続けていたようです。
自由を奪われた彼女がどんな顔を見せるのかがきになりました。
そのためわざとレジーナを披露するパーティーで、アイリーンをパートナーとして参席したのです。
それは明らかに慣例から外れた行動で、アイリーンの強い要望もありましたが何よりもシャルティアナの反応が気になりました。
何もかもが自分の思い通りに進むわけではないということを知れば、彼女はどんな表情を浮かべるだろうか・・・?
大騒ぎするかもしれない、そうなればなかなか見ものだとレオフリドは考えていたのですが・・・それは彼が期待していた反応ではありませんでした。
そこにいたシャルティアナにかつての奔放さはなく、まるで似合わない服を無理やり着ているような不自然な姿で立ちすくんでいたのです。
それはレオフリドが知っている彼女の姿ではなく、すっかり別人となってしまったかのようでした。
そして時折目が合えば、大きな赤茶色の瞳の奥で炎が燃え盛るようなそんな眼差しであり、初めて見るものだったのです。
パーティーが終わることには確信していました。
あれがシャルティアナ・アティーゼ・カイロンの本当の姿なのだと。
どうして今まで一度もそんな姿を見せなかったのかはわかりませんが、レオフリドの中での好奇心が頭をもたげるのを感じます。
それはとても力強い好奇心でした。
悪女の定義【第85話】感想
そういう意図があり、レオフリドとアイリーンは繋がったのですね。
となるとシャルティアナが二人は恋人同士だと思っていましたが、実は違ったということになります。
芙美の時の記憶による悪い気持ちは全て関係なくなりますよね。
まだ皇太子の気持ちは定まっていませんが、明らかにアイリーンよりも上であることは間違いありません。
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
無料で読めるサービスとしてU-NEXTやFOD・music.jpなどがありますが、2019年9月時点では未配信でした。
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