ピッコマ無料連載中の「悪女の定義」を読みました。
以下ネタバレとなりますので、ご注意ください。
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悪女の定義【第98話】あらすじ
狩猟祭の宴は通常皇后が主導するのですが、今日の皇后が体調が悪いといい先に宮に戻っていきました。
これはシャルティアナにとって、千載一遇のチャンス!
皇后とアイリーンのダブル攻撃を避けられると同時に、パーティーの主導権を再び握ることができるかもしれないのです。
もちろん簡単ではないでしょうし、このような席の話題の中心は決まって皇太子。
アイリーンはそんな皇太子のパートナーなのですから。
でも・・・
「あら?カイロン公女、その指輪はもしかして人魚の涙では?」
そう声をかけてきたのはレオナ夫人。
おしゃるとおりだとシャルティアナが返すと、最近購入したものなのか?と聞き返してきました。
実は兄からの贈り物だと話すシャルティアナ。
レオナ夫人「ああ、そういえばカイロン公子ももうアカデミーを卒業される時期ですね」
もうすぐ帝都へ戻ってくる予定の為、戻ったらすぐに後継ぎの座に就くことになるとシャルティアナは説明しました。
その話題が気になっている様子の、周りの貴族令嬢たち。
レオナ夫人「これからはカイロン小公爵様とお呼びしなければなりませんね」
シャルティアナ「ご存知の通り、私達兄妹はとても仲が良いので兄が戻ってくるのが本当に待ち遠しくてたまりません!」
そしてシャルティアナは、兄の卒業記念のパーティーを開きたいと思っていることを話します。
するとこのエサの話題を広げるレオナ夫人。
シャルティアナは兄と一緒に卒業した方々もお招きして、パーティーを開くことを説明しました。
シャルティアナ「でも私はずっと宮にいるのでなかなか難しくて・・・」
他の卒業生の方々も招待するのであれば規模の大きさは相当なもので、大変でしょうとレオナ夫人も同調しました。
するとある令嬢が場所を「ガラスの花園」や「スワンエル城」にするのはどうか?と提案してきてくれます。
悪女の定義【第98話】ネタバレ
これはチャンスを伺っていた夫人たちが、エサに食いついてきた証拠です。
彼女たちにとっては興味をそそられずにはいられない話題でしょう。
前途有望な独身の青年たちが大勢集まるパーティーであり、帝都最高の婚活パーティーが開かれるようなものなのです。
実はシャルティアナにはこうなることは計算済み。
狩猟祭パーティーにはどんな人達が参加するのか、彼らが興味を持つのはどんな話題なのかをあらかじめ分析して計画を立てていたのです。
未婚の娘がいる夫人たちが乗り気になるのは当然の事。
発隊式でさんざんカップルたちの仲睦まじさを見せつけられた恋人のいない令嬢たちの反応も、期待できると予想したのです。
現皇帝は特にパーティーを好む性格ではない為、宮が主催するパーティーの数は少ないのです。
恋人のいる令嬢たちにとってもこれはいいニュースになるはずです。
話題を引き出してくれたレオナ夫人も、実はラブエルの親しい友人で、前もって話をつけてあったのです。
パーティーの場所もすでに決まっています。
レオナ夫人「うちのリエク別荘はいかがですか?目の前に湖があるとてもいいところですの」
シャルティアナ「リエク別荘は私も是非一度行ってみたいと思っていたんです!」
そこまでご迷惑をおかけしていいのでしょうか・・・?とシャルティアナが一歩引くと、レオナ夫人は迷惑だなんてとんでもないと笑顔を見せます。
レオナ夫人「公女が困っていらっしゃるのですから、力を貸して差し上げることは当然のことですわ」
レオナ夫人もまた、この機会にシャルティアナと親しい間柄であることを周りにアピールしようとしている様子。
ですがそのおかげでパーティーの主導権を握ることができたので、お互いウィンウィンです!
どんどん具体的になっていくパーティーの計画に、何としてでも招待を受けたい貴族たちが少しずつ集まってきました。
たった数か月前まで、シャルティアナは自分が主役であるはずのパーティーでポツンと取り残されていたのに、妙な気分でした。
こんな風に大勢の人に取り囲まれるなんて、前の人生でも経験したことはありません。
きっぱりした冷静な性格だった上に、自分の基準に合わないものは全て切り捨てるべきだと思っていたのです。
ですがここに来て、生き残るために様々な人達の間でもまれながら、自分がどれだけ表面的なことしか見ていなかったのかを知ることになりました。
例えば「お世辞」は、「上辺だけの言葉」だと決めつけてしまうのではなく、「礼儀」だと考えることもできます。
本気ではなくとも称賛によって相手の気分をよくすることができるからです。
互いの気分がよくなることによって関係が深まり、それによって言葉に本当の気持ちが宿るようになります。
シャルティアナは、もっと早くそのことに気づいていれば良かったと少し後悔します。
シャルティアナ「トレヴィ令嬢、今日のドレス本当によくお似合いですわ」
照れながらありがとうございます、と答えるトレヴィ令嬢の横から、ユアフ令嬢が自分のドレスはどうか!?と入ってきました。
シャルティアナ「ユアフ令嬢も本当にきれいですわ。ジャケットの止めピンがとても華やかで・・・珍しいデザインですね」
すると彼女は喜び、これは男性服とドレスを合わせるときに似合いそうだと思い、自分でデザインを考えたものだと嬉しそうに話します。
令嬢の姿を見て騎士が喜んだのでは?とシャルティアナが聞くと、ユアフ令嬢の騎士は兄だったそうで変だとからかわれてしまったことをよく思っていない様です。
ユアフ令嬢「この前の公女様の服装がとても素敵だったのでマネしてみたんです。あの服は公女様が考えられたものですよね?」
気持ちを切り替えたようで、具体的に情熱的にシャルティアナの事を褒め始めるユアフ令嬢。
すると彼女は興奮してしまったと、急にシャルティアナに謝り始めます。
シャルティアナ「いいえ、ありがとうございます、ユアフ令嬢。そのような情熱があるからこそ、きっと今日の令嬢は輝いて見えるのですね」
その言葉を聞いたユアフ令嬢は目を輝かせ、最も輝いているのは公女様だと言いながらその場から逃げて行ってしまいました。
他の令嬢たちは、あんなに熱烈な告白を受けられるなんてうらやましいとシャルティアナを褒めました。
レビナ令嬢は、自分の主人もあそこまで情熱的ではなかったと話していると、他の人からまた夫婦仲の良さを自慢するつもり?と冷やかされます。
シャルティアナ「レビナ伯爵は有名なロマンチストでいらっしゃいますものね。自慢したくなってしまうのも無理はありませんわ」
その言葉に、レビナ令嬢も微笑みます。
幼い令嬢たちに続いて貴婦人たちとの会話に花を咲かせている時でした。
「キャアーーーーー!!!」と悲鳴が聞こえてきたのです。
ふと前を見ると、そこにはとても巨大な青のドラゴン(?)のようなものが歩いていたのです。
棘に覆われた巨大な体、数えきれないほどの鋭い牙、まるで映画に出てくるような怪物が目の前に現れます。
急に人間を追いかけ始めるその怪物。
シャルティアナも逃げ惑う貴族たちの間を抜けて、必死に走りました。
ですが恐怖で強張った体は、思うように動いてくれません。
あちこちから聞こえてくる悲鳴、呼吸は乱れ、全身に痛いほど鳥肌が立っていました。
どれくらい離れたか確かめようと思わず後ろを振り返ってしまったとき、その怪物と目が合ってしまいます。
次の瞬間、怪物はシャルティアナに向かって真っすぐ突進してきたのです。
それも信じられないようなスピードで。
今度こそ襲われるという考えが頭をよぎり、全身が恐怖で凍り付いてしまいました。
悪女の定義【第98話】感想
すごくファンタジー感が出てきました(笑)
ただシャルティアナの計画は完璧!そして会話も完璧です!
ここで誰かが助けに来てくれるのでしょうが・・・カイラードであってほしい!
そうすれば、シャルティアナにもプラスになるでしょうから。
まとめ
以上、「悪女の定義」のネタバレを紹介しました。
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