めっちゃコミックで連載中の、「不浄を拭うひと」第28話を読みました。
以下ネタバレとなりますのでご注意ください。
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不浄を拭うひと【第29話】あらすじ
特殊清掃の仕事をしている山田正人。
今日はオフの日で、家族と買い物に来ています。
妻と息子は別のところをみることになっているので、1時間後に園芸コーナーに集合の約束をしました。
正人「さーて、仕事道具買うかー」
今回は、特殊清掃につかうグッズの話です。
清掃に使う物はほとんどホームセンターにあるので、月に一回定期的に買いに来ています。
一番使うゴミ袋からスタートです。
正人「前在庫少なかったからなー、あっ!あった1」
どこでも売っているゴミ袋でいいわけではありません。
一般ゴミ袋だと薄くてすぐに破けてしまうので、厚手のゴミ袋を買うようにしています。
一度に何十枚も使うので、常に大量ストックをしておかなければなりません。
そして次は、紙ごみ用のゴミ袋です。
実は紙のゴミは、丸めるとところどころに角ができてしまうため、どんなに厚手のゴミ袋に入れても穴が開いてしまい、破れてしまうことが多いのです。
なので紙は、麻袋に入れて作業します。
麻袋はいくら紙を入れても破れません。
正人「麻、重~!!まだゴミ袋しか買ってないのに」
不浄を拭うひと【第29話】ネタバレ
そして次に向かったのは、金具コーナーです。
ヘラと、厚手の軍手と、噴射器(消毒用)と・・・。
カートの中にはぎっしりと荷物で重くなりました。
お会計が終わり、先に車に積んでおきます。
正人「あとはアミかー、いつものあればいいけど・・・」
アミは「浴槽内で亡くなった人の組織」を、広い集める為に使います。
亡くなったあとの浴槽には、脂肪と髪の毛と爪が残り、そのまま栓を抜くと排水溝が詰まって大変なことになるのです。
詰まりを防ぐためには、アミですくう必要があります。
昔は100円ショップのアミを使っていたのですが・・・。
強度が弱く、量が多いとすぐに壊れてしまいます。
それで予備までもがダメになってしまったことがあったのです。
数年前、残留物が多い現場だと柄が折れてしまうので、もっといいアミを買いたいと社長にお願いしたことがありました。
ですがダメだと言われてしまいます。
理由は、アミは使い捨ての為毎回高いものは買えないとのことです。
社長「悪いけど、500円くらいまでしか出せないなー」
正人「・・・わかりました」
ということで、安いアミを探すことになったのです。
ですがネットショップでも高く、金属製のしっかりしたアミはまとめ買いをしても、そんなに安くはなりませんでした。
正人「最悪ネットを手で持って直接すくうしかないか・・・。どうしたものか・・・」
車に荷物を詰め込んだ正人が駐車場を歩いていると、行っていたホームセンターの横に釣具屋さんがあるのを見つけました。
正人「釣具店・・・ここならアミあるよな・・・」
中に入り、店員さんにアミがどこにあるのか聞きました。
釣りは初心者かと聞かれて、正人がはいと答えると・・・
店員「じゃ、このタモおすすめ。折り畳み式で魚へのダメージが少ないの!」
正人「えーっと、もう少し安いのを・・・」
店員「じゃあこのコンパクトサイズのタモかな。最新式で2千円だよ」
そして海釣りなのか堤防釣りなのか聞いてくれました。
正人「・・・どちらかというと、堤防に近いかな・・・?そのー・・・」
至近距離で使うので伸縮性はなくてもいいこと、5キロくらいの魚を持ち上げられるようなアミを探していると説明しました。
店員は初心者で堤防釣りということで、真剣に悩んでくれています。
店員「タモの形にこだわらなければ・・・セール品で安いのがありますよ」
正人「えっ!?見せてください」
紹介されたセール品のタモは、まさかの1つ300円!
持ってみると、アミの根元はアルミ合金になっており、軽くて折れにくそうです。
正人(おお・・・使いやすい・・・)
アミを持ってみると、あまりの持ちやすさに感動しました。
このくらいの値段なら大丈夫だろうと、置いてあるアミを全部買うことにしました。
店員さんに、セールは結構やっているのか聞いてみると、よくセールをやっているそうで、見切り品だと半額以上安くなると教えてくれました。
このタモももとは千円以上したそうで、会員登録をすればさらに安くなると教えてくれました。
正人「わー、助かります!」
店員「今度はルアーも見てってね。たくさんあるから」
そして笑顔でお見送りをしてくれました。
まさか遺体用だとは思いもしないでしょう・・・。
こうして、最高のアミを見つけることができ、定期的にアミを買いに行っているのです。
園芸コーナーにパパがいないと、息子の清塩とカナが探していました。
すると花のにおいを思いっきり嗅いでいる怪しい人が・・・。
カナ「正人・・・」
正人「あっ、気付かなかったよ。この花買っていい?」
そしてこのいい香りのお花も買って帰るとにしました。
帰り道、最近は風呂場の清掃依頼も多いので、ストックできてよかったと嬉しそうです。
カナ「話変わるけど、お花の前で目立ってたよ」
正人「ごめんついつい・・・」
そして次の日。
依頼されたのはお風呂場の掃除でした。
亡くなったのは50代の男性で、かなりの大柄な体格だったらしく、お風呂の水が溢れかえっています。
正人「消毒液があふれるほどか・・・慎重に作業しなければ・・・」
お風呂の中を見て、これは大物だと唾を飲みます。
正人「さて・・・君の出番だ」
いざ!!アミを風呂の中に突っ込みます。
右に左に動かして・・・持ち上げると・・・。
正人(やっぱり折れない・・・釣り用のアミ、最高!!!)
折れなくて嬉しいのですが、あまりの臭さに悲鳴を上げてしまいます。
そして清掃は終わりました。
帰宅すると妻が出迎えてくれました。
正人「おお・・・なんてキレイで、美しいのだ・・・!」
玄関に置いている花を見て、感動してしまいます。
正人「ああ・・・このニオイ・・・尊い・・・」
最近仕事のしすぎで鼻が疲れてしまい、「花の香り」に癒されるのがマイブームとなりました・・・。
そんな正人を、カナはじっと見つめています・・・。
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不浄を拭うひと【第29話】感想
清掃用具をそろえるのも大変なんですね!
普通では考えられないものを片付けなければならないので、それは気を遣うでしょう。
紙で袋が破れるなんて、あまり想像できませんでした・・・。
そしてタモが!!
まさかの清掃に使われている!!
少しもったいないと思ってしまいましたが、仕方がないですよね・・・。
花の香りに癒されている正人は、本当にお仕事を頑張っているんですね。
これはカナも許してあげて欲しいです!!(笑)
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